眠れる獅子が目を覚ましたものの動揺しまくる回。その動揺を利用すれば勝敗はっきりしたけどそうもいかないドロー試合。
ていうか高嶺さんがものすごい呆然とした表情で前回の翌朝目ざめ。この一コマで読者にわかる事実。花の鼻にキスしたの覚えてた!!!!!! いや意外でした。覚えてたらいいなーとは思ったけど状況的には難しいかなって。 『一晩中考えた』そんな高嶺さんの行動に睡眠不足っぽい花が起きて部屋を出ると、ちょうど高嶺さん出かけるところに出くわし。動揺で階段から落ちる高嶺さんがわかりやすい(笑) 高嶺さん的には花が起きてくる前に顔会わせないようそそくさと用事理由に出て行くつもりだったのかたまたまなのか。前者ならヘタレというか情けないなあ(爆)
『もしかして覚えてないのかな』と思いながらも意を決して『昨日のことなんですけど…』という花に『ああ!誕生会の事か存外悪くなかったぞ!!』とべらべら会の内容をまくしたてて『パーティの後のことはまるで覚えていない!!』と言い切る高嶺さん。それに『覚えてる!!!』と察する花さん。やっぱりバレバレ(笑) ごまかしのための誕生会感想なんですが内容見ると興味深いですね。高嶺さんのコメントで『うまかった』とか『好きだ』とか例え食べ物のことだとしても肯定的なコメントが出てきた。これは動揺して素直になったのか嘘だから言えるのか?(爆)フレンチフライは『皮付きの半月状』…モ○バーガーのみたいなやつが好みなのか(爆)
高嶺さんと話そうとするとつい昨日の事思い出して照れ恥ずかしくしどろもどろになる花。 『祖父に顔を出すよう言われている』で家を出る高嶺さん。『高嶺さん!!あれはどういう意味だったんですか』と花は訊けないまま。 一方家出た瞬間高嶺さんは頭抱え崩れ込み。 『何をやってるんだ俺は!?』と自問自答。ここから数ページ高嶺さん視点・高嶺さんの気持ちがわかるわけですが、ようやくかよ!!!という気持ちでした(笑)いやだっていつも何考えてるかわかんないから!! でも花の前では一生懸命動揺隠してたんだねあれでもねかっこわるいけどね(爆)
『腕力に訴える畜生みたいなマウントの取り方はしない…そういうポリシーはあったはずだ』と思う高嶺さん。え、壁ドンとか顎クイは入らないんですかそれに?(失敗してるけど) そしてそれで雪辱を果たしたいと思ってたという事は花が甘えてねだるような状態に持って行きたかったってことでしょうか。あらやだ高嶺さんやらしい(え)。
今朝のさっきのしどろもどろになる花を思い出す高嶺さん。 『そりゃあそうなるだろう11も上の酔った男にあんな事をされれば…』と高嶺さん視点だと花の照れも怖がってるような図に。実際のコマと高嶺さん視点コマ見比べたら顔が赤い以外の表情は確かにまるで同じなんですね。そうかあ。顔赤くならないと照れと恐怖は見分けしにくいか。 『あんなに怖がらせてどうするんだ』と思う高嶺さん。つまり花を怖がらせないために今まで我慢してたとそういう解釈でいいんでしょうか。ただのヘタレじゃなくて?(爆) でもこの高嶺さんの感情に『お前もこれ位簡単に俺の手に納まったらなあ…』発言を『なんであんな事言ったのか』という疑問はない様子。というか言ったことは覚えてないのかな。実際の花は『あのセリフさえなけりゃ「何かの間違い」で済んだのに』とキスそのものより発言のが要だと思ってるんだけどね。 あと『何をやってる』とは思っても『あいつにそんなことするわけがないのに』みたいな感じじゃないあたりがやっぱり花にうっかり手をだすこと自体には違和感ないのかなあ。そして記憶にあるのにやっちゃってるわけだからなあ。意識して我慢してたならえろい(爆) 花の方は『ここに来てあんな展開になったらうぬぼれたくなっちゃうじゃないですか…』と乙女モード全開浮かれ気味なのに…もうこの二人のすれ違う葛藤がたまらん!!(笑)あとはこのすれ違いを解くだけじゃないの、もうもう! そういや気が付いたら花の中で先日の『見合いやめてもいいぞ』は『あたしの気持ち 尊重しようとしてくれたりもして』の解釈になってることも判明。高嶺語を再解読したのかな。今回の鼻キスで再解読を試みたのかな。うぬぼれたゆえの解釈する花さん可愛い。『力…強かったな…いつもは加減してくれてるのかな』とか意味深発言が花さんえろい(爆)いつもって!!何その慣れてる発言!
……そんなわくわく思ってるところに場面は鷹羽家に。 『紗希さんが主催の食事会』『誕生会の名を借りた鷹羽懇談会』…うわああ絶対めんどくさいやつだとこの二つの単語でわかる(爆)でも『内容が何であれ俺の誕生日を祝う名目で開催してもらったんなら』と参加する高嶺さん偉いなあ。紗希さんこと専務の嫁主催って時点でなんかたくらみが見える(くらい高嶺さんを疎ましかったはずだ)し。 会場にいる人間全員鷹羽の血族なのかな。そこまで近い親戚じゃない人も混じってそうだし。 あちこちに挨拶参りをしている中スマホをふと見て花を思い出す高嶺さん。花の願いを叶えてますね、自分の代わりに一緒にって贈ったわけだから! まあ高嶺さん怯えた(ように見えた)花思い出してまたた凹んでるけど! そんな中高嶺さんに声をかける若い(ように見える)男。 『八雲!』と驚く高嶺さん。え。えええええええええこの人が八雲さん!?てことはお父さん!? …と一瞬思いましたが父親を呼び捨てにはしませんな。父親じゃなかったのか八雲さん。 ということは高嶺さんの兄か弟か従兄弟とか?意外と会長の末息子(高嶺さんにとって叔父)って可能性も?年齢がわからないけどお互いタメ口だし同い年かそう歳は離れてなさそう。『アメリカにいたんじゃないのか』てことはずっと日本にいなくて登場しなかったのか。
『お前見合いしてるんだって? ね どんな子?』と八雲さんに言われ警戒した表情の高嶺さんで続く――――――とシリアス展開がここで来るの!?という状態に。
高嶺さんと花が進展しそう…なところでこれとは。八雲さんによって高嶺さんがまた花を突き放してしまう展開なのか、ちゃんと守りぬくためにもっと高嶺さんが素直に歩みよるのか。いや八雲さんが敵である前提ですけど。でもちゃらそうですね八雲さん。ノーネクタイだからか? あと紗希さんこと専務嫁が会を開いたのは帰ってきた八雲さんと高嶺さん会わせて嫌がらせしようとしたのかなとも思えるのでねー。そしていい人ならルチアーノさんとキャラかぶる危険性が(爆)
あと地味に気になるのは会長さんがプレゼントとして小箱を高嶺さんに手渡してるけど中身なんだろう。『同居ドッキリで順調に関係は進展中か?』と高嶺さんに訊くあたり高嶺さんと花がいちゃいちゃするために便利ないかがわしいものだったらどうしようと思った人はどれだけいるだろう(爆) そもそも誕生日は今回の日(鷹羽懇談会)なのか前回の前日(野々村家パーティ日)なのか?歳をとる、のは戸籍法だかなんかで誕生日の前日に増えてるらしいし、前回が前日(歳はとったが正式誕生日でない)で、今回が誕生日当日って捉えていいのかな。
扉絵といいひたすら花が可愛く、もだえる高嶺さんが可愛くて笑えた(←)そんな回でした!
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