高嶺と花至上お互いの身を削った精神戦が繰り広げられた回。七話以来じゃないですか!七話以上じゃないですか!! そして今回はどちらも両者KO痛みわけっぽい。
『今夜高嶺さんの方から何も言って来なかったらこっちから聞く』と決意する花からスタート。太股アングルがえろいですね(爆) そんな決意をしている花をよそに高嶺さんは鷹羽にてパーティ中。 八雲さんとのトークだ!
『歳の近い従兄弟同士』ということで八雲さんは従兄弟と判明。なんだ、若返り特殊メイクしてるスパイ組織の父説とか、会長の隠し子(高嶺さんの叔父)とか期待してたのに・・・!(爆) てことは大海くん兄かな?とも一瞬思ったんですがそのあとで当の大海くんが出てきて『俺だって従兄弟なんだぞ?』と八雲さんは言ってるのでそうすると消去法で氷冴世さんの息子っぽいですね。そうか氷冴世さんと高嶺さんが確執ありそうなのは息子八雲さんが間に挟んでのことが大きいのかも。
『あん時の事まだ根に持ってんのか?』とにやつきながら言う八雲さんに表情の見えない高嶺さん・・・どうやら高嶺さんのトラウマ的な部分に八雲さんが関わってることがここで判明。その上で『その内紹介しろよ 見合い相手の子』と言われる高嶺さん・・・うん、縁(花)に何かする気満々ですね。鷹羽のやっかいな連中臭ばりばり。 高嶺さんになつく大海くんに『あんまり大勢がいる所で俺にひっつくな』と牽制してる辺り本当鷹羽に高嶺さんの味方はいないんでしょうねえ会長以外。そして相手のために人と距離置くのはこういうところにも出てるんだろうな。
高嶺さん帰宅を待ちかまえる花。出発時同様動揺が顔ににじむ高嶺さん。 『二度と入るな』と自分の占拠エリアの二階をテープで封鎖バリケードにかかり花から逃げる。
『私が近くに行くと何かマズイ事でもあるんですか?何かしてしまいそうとか』と指摘して高嶺さんの動きを止めた後、『何でキスしたんですか!!!』の絶叫。花さんの懇親の一撃!! 『KISS』の単語に顔真っ赤にうずくまり『わかりやすく心を閉ざした』高嶺さん。この純情でよくあの行動とれたなこの人!! そしてそれだと『鼻』とは言ってないので高嶺さん的には唇にしたと勘違いしててもおかしくなさそうですね。なんか前話の回想シーンとかそういう風に勘違いしててもおかしくないんだよなあ。
『あれは正気じゃない酔ってたんだ・・・悪かった 怖がらせるつもりはなかった・・・』とおちこみつつ花に謝る高嶺さん。具合悪くなってないみたいですね。花に素直に謝れるようになったのか。『高嶺さんやっぱり変わった』と花も実感。
『怖いなんて思ってません だって私高嶺さんのこと好きですし』と告げる花・・・・・・ええええええええここでまさかの花から告白!!!!! え、え、え、いいの!?敗北宣言!? でも表情から、これも一つの花の攻撃だなあと思いました。『なんであんな事したんですか』を訊くために、はぐらかされないようにする為にも必要なことと判断したんだろうな。 肉を切らせて骨を断つですね。すごい覚悟の戦い方だ・・・!!素の花の一人称『あたし』ではなく『私』の一人称からして切羽詰まって言ったというよりは冷静に考えて言ってそう。
案の定花の告白に妙なテンションの上がり具合になる高嶺さんのうざい顔は八雲さんに似てるなと思いました(え)。 けど真剣な花に高嶺さんも真剣に答えざるを得ない・・・!
『お前に触れたい・・・と思ったからだ 理由なんか知らんそれだけだ』
触れたいとか言ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!! いや、花も嬉しさで目潤んでるように見えるし、これ間違いなく花の戦いの勝利でした。高嶺さんにこれ言わせたのはすごいと思うし、もうほとんど高嶺語最高峰の愛の告白じゃないですかね!!!!!!! ・・・・・・だのについつい花さん『まだ話は終わってません』と高嶺さんをさらに攻める。
『わかりやすくてわかりにくいあなたの気持ちが知りたい』気持ちでいっぱいになっちゃったんだなあ。『期待しちゃうじゃないですか!』と更なる高嶺さん言葉を望み暴走する花。本人もラストで『舞い上がってとんでもない暴走をしてしまった』と想いながら立ち尽くすことになるんだけど この時はもう花もいっぱいいっぱい。訊かれる高嶺さんの顔も花に頭下げておねだりしたとき以来のかなりいっぱいいっぱい顔。 肉も骨も削いじゃってどうするんだ二人!となったところで高嶺さんは唐突に髪の短い女性(花ではない)と八雲さんを思いだし『何寝ぼけた事言ってんだ』と突然の拒絶。 『昨日のはただの気の迷いだ お前みたいなガキんちょに本気になるわけないだろ 頭を冷やせ』として部屋に引きこもる高嶺さん・・・ちょっとおおおおおおお!!!ここにきてまたガキ扱いか!!!!(殴りたい) ・・・いやでも高嶺語解読者の花なら頭を冷やせば、ガキ扱いで拒絶する=何か事情がある、って気づくかなとも。だって触れたくなったの後だしね。高嶺さんかロリコンなのすぐ花は気づきそう(爆) そんなわけで攻めすぎて最後高嶺さんを逃がしてしまう花・・・今後どうなるのって感じですが、その裏では縁さんにいいよる八雲さんの図も。 『しつこい男性は嫌われますよ〜』と冷静にあしらう縁さんが多分高嶺と花至上一番まともな大人の野々村縁に見えた瞬間でした(え)いやこの人ここんところ高嶺さんにアプローチするバカっぽい女子にしか描かれてなかったから・・・!!(爆)八雲さんいい仕事しますな(爆死)。 そしてきっと高嶺さんと縁さんを引き裂こうとしてるであろう八雲さん・・・ルチアーノさんや霧ヶ崎くんは迷わず本物の見合い相手の花に辿りついたのにトラップの方にひっかかるあたりいい感じです。他がやらないヘボでないとできない役割を果たしてくれそうです(ほめてる)。期待してるぜ八雲さん!!そして縁さんはこのまままともなどSの扉を開くといいよ(え)。
『くそ・・・』と自分の部屋で一人つぶやく高嶺さんは、このタイミングで告る花に毒づいてるのか、今応えてあげられない自分に腹立ててるのか、このタイミングで帰ってきた八雲さんに毒づいてるのか。花にだったら嫌だけどどうだろう。
結局お互いが痛い思いで終わった今号は白熱でした。ちなみに高嶺さんの今回の最大の大罪は花を扉絵に出さず三人の高嶺で埋め尽くしたことだと思います(爆)三匹のおっさんかよ!!(爆)
さて今回ので気になるのはやっぱり高嶺さんの脳裏に出てきた女性。誰なんだろう。母親? 八雲さんが関わってるということで色々妄想してこんな予想を立ててみました↓
母親のいない高嶺さんに代わって、高嶺さんの世話をまかされるメイドの梅さん(仮名)。 高嶺さんより11年上。八雲さんとは9年上。(高嶺さんと八雲さん、1、2歳差だと思うので) 高嶺さんが大海くんくらいの時梅さん21、2。 高嶺さんは初恋というよりは自分の知らない母親としての念で誰よりも慕っていた。
八雲さんバリバリ年齢どんぴしゃ中二で中二病にかかる。 性欲暴走で梅さんを毒牙にかける。梅さん、そんな年下な坊っちゃんと、いけない、と思いながら毒牙にかけられる。 けれどもし八雲坊っちゃんがそんなに私を好きならば…と心を動かしていく。 が、八雲さんのそれは好意からではなく、単なる性欲処理からとじきにわかる。
「あんなことされたら、期待しちゃうじゃないですか!」と泣きじゃくる梅さん。せせら笑う中坊八雲さん。それを見てしまった小学6年生純真高嶺さん。 八雲さんは言う。 「十近くも上の庶民のおばさん、誰が本気で相手すると思ったの」
高嶺坊っちゃんごめんなさい、と傷心の梅さん出ていき、やり場のない怒りと、母親がまた出てった悲しみでトラウマになる高嶺さん―――。
とかなら色んな伏線が回収されますな!(爆) 「期待しちゃうじゃないですか」は梅さんの台詞だったとか、やたら高嶺さんが十歳年上を気にするとか(爆) 元カノじゃないと思いたい。まあ淡い初恋くらいはしててもいいけど、高嶺さんにはやっぱり花が初めての女でいてほしいので(笑)
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