高嶺と花63話感想&考察
緊急事態回おそらく終了回。ある意味高嶺さん負け回?
とりあえずはまず言わせて下さい。ネタバレで先に『高嶺さん骨折』だけは情報として入ってました。そしてそれに『よっし!!』とガッツポーズを本気でしたかないろ(爆) 高嶺さんが一切痛手を負ってない(いや、出張さぼって会社に影響がとかそういう社会人的な部分ではなくて物理的な部分でね)のが、花があんな目に遭ってるのにぃぃぃぃぃ、と一番もやもやしてたので。骨の一つや二つはもってってくれないと!!(爆)
『鎧を纏えば強くなる だがその重さは枷にもなる 真っ直ぐに歩くのが精一杯だった お前と出会う前までは』という高嶺さんのモノローグからスタート。 高嶺さんの感情がわりと出てきてるのが今回のシリーズの要というか、出てこなかったら本当殴りたいではすまされない状態だったのでほっとする。 思ってる以上に高嶺さん、花が大切で大切で自分にとって失えない存在ってことは自覚してるみたいですね。ただこれが恋愛感情だってことまでに気付いてるのか今回ので気付いたのか・・・?こうなる前にうっかり手も出しちゃってるしなあ。 今回ので気付いた自覚した、なら、全裸を強いられたからって理由残念ですね!(爆)
花の妄想でオオゴマで全裸でタップダンスする高嶺さんの図を想像するのについにやっちまったかと一瞬驚きました(爆)しかし裸足でタップダンスした場合あんな華麗な音がするとは思えないんだぜ花さん!(妄想に細かい)
『高嶺さんが何を考えてるのかわからなくてもやもやしたこともあった ・・・だけどそれはあたしよりもずっと抱えるものがたくさんあるからでー・・・』と思う花。 告白したときとは違うまさに『頭を冷やした』考え方ですね。これから高嶺さんがやることが『社会的死』と表現。この冷静な花は高嶺さんにまだ振られたって思ってるのかなあ。 結局今回の話ではそこまで突っ込まれなかったしそんな余裕はなかったんだけど、花がまだ高嶺さんに振られたって思ってて自信のない状態なのか、これだけの事をしてくれるくらい自分は大切に思われてたんだ(振られたわけじゃなかった)と多少のうぬぼれというか自信を回復させてるのかって結構状況的に大事だと思うんですよね。できれば後者であってほしいなー。片思いだけどそれでもせめて高嶺さんを私が守れたらとか思いながらの自己犠牲は痛ましい・・・。
高嶺さんは『上だけ見て進む途中で踏みつけていったものがあるのかもしれない』『上だけ見ていたら自分が今どこにいるのかわからなくなる』と ポエマーに。このタイミングで何言ってんだと思うけど、彼の脳裏にはあくまでも花畑。それはおそらく花の象徴。上、空は鷹羽頂点蒼天さんの象徴だろうな。 つまりは花がいれば空が無くてもいいし、鷹羽も何もかも捨てられる、て覚悟のイメージであり覚悟なんだろうけどわかりにくい!(爆) ズボンを一気に下ろそうとする高嶺さんに『悟りを開くなァァァ!!!』と叫ぶ花の言葉が秀逸すぎる(笑)そう彼は悟りを開いたのだ・・・全裸でも怖くなくなる悟りを・・・。目がイッちゃってますぜ。 ・・・しかしズボンから一気に全裸なの?パンツ一丁にはならないの?もしかしてパンツはいてないの?(え)それまで小物をちまちま脱いでた高嶺さんなのにそこで一気にとは実は自ら脱ぎたかった?(爆)
花、隠し持ってた防犯スプレーを自分を捕まえてた八雲さんに吹きかけ。やった!使った!そしてそのまま高嶺さんの下ろしかかったズボンを上に上げる!(笑)
『頑張って積み上げてきたもの簡単に捨てるなんて言わないでください!』と高嶺さんに怒った後、八雲さんの方を向いて、『高嶺さんを困らせるのが好きなのは私も同じです でも あたし以外の奴が困らせるのは許せない』と宣言。男前や・・・!! かっこよすぎる花。ちゃんと肝心なところは『あたし』でしゃべってるのがいい・・・!!
花の言葉にやられたのか、単純に花の防犯スプレーにやられたのか、手下たちが高嶺さんに危害を加えるのを止める八雲氏。 高嶺さんに近づくとばっと高嶺さんの前に立ちはだかり守ろうとする花。その前のコマではスキンヘッドの彼に花は捕まってるので、そこから抜け出せたとなるとやはり前号私が出したスキンヘッドは花の味方説が濃厚に・・・!!(笑) こんな状態でも高嶺さんを守ろうとするの、かっこいいとともにいじらしいなあ。高嶺さん情けないなあ(爆)
『こんなガキ連れていけるほどこの先甘くねぇぞ』と高嶺さんに言う八雲氏。 『好きに落ちろ』と手を引く発言を。それに『そうなっても這い上がるまでだ』と言う高嶺さん。この時の高嶺さんの決意をこめた表情はいいと思います。めったにないかないろの中の高嶺さんいい男じゃんと思えるコマ(え)。 しかし八雲氏の発言は要するに『この先』とは『鷹羽後継者街道〜そっと花嫁を添えて〜』だと思うんですけど、これ花の前で話していいんでしょうか。嫁にするつもりと言ってるようなもんだと思うんですけど。プロポーズなんですけど!・・・八雲さんが言っただけだから花的には気にならないところかなあ。ここらへん後日花のモノローグで花が思ったことがわかったりするといいんだけど。
何はともあれそれで手下引き連れて去ることにした八雲氏。残される高嶺さんと花。 安心したところで高嶺さん花に詰めより『ケガは!?』と。心のケガならあなたのせいでいっぱいしてますよ花さんは(花が言わない分毒づく読者かないろ)。 物理的ケガはしてないので首を横に振る花。ずるい!(爆)訊き方がずるいわ! 安心した高嶺さんに気がゆるみ泣き出す花・・・からの花を抱きしめる高嶺さん。惜しい!!(何) 個人的には順番として、思わず抱きしめる高嶺さん、抱きしめられてから気がゆるみ泣き出す花、が理想だったなあ。泣き出すページと抱きしめるページ、ちょうど逆にしても話通じるので花ゆめ切り取って保存してるかないろとしては順番逆にしようかしら(笑) そして『俺がもっと冷静に立ち回れていたら・・・すまない』と弱い吹き出しで言う高嶺さんに『・・・ばかもの』と言って花が甘えきれないのは高嶺さんの包容力不足とかだよなあ。ここのシーン、受け取りようによっては別れフラグにも見える・・・。次号別れ話とか言わないよね、言わないよねええええ!(当然花が別れを切り出すというか身を引く展開で) ・・・でも花の将来を考えたらその方がいいのかもしれない(ひどい)。 まあでもよく素直に謝ったりするようになったよね本当高嶺さん。毎回具合悪くなってたのに。
で、ここで高嶺さん『すねが・・・いたい』と倒れ込み。花のピンチに極限状態すぎたのか自分の状態にここで気付く、というのはとても安心しました(今回いつもに増してひどいですかないろさん)。これならばヘリコプターではしごにぶら下がってたのも花の一大事にいてもたってもいられずヘリのパイロットが止めるにも聞かずにやったと捉えられますねよかったよかった(爆)少しは認められるよこれで・・・!! ここにおかモン駆けつけてきてよかったけど『話が見えない』とついていけてないのが不憫(爆)いや黙ってかっぱらったチャリで帰路に向かう彼よりはましなんですけど!・・・しかし一人ならともかく花+負傷した 高嶺さんいる状態でこの三人どうやって帰るのか・・・? 全員タクシーで帰る→チャリは?タクシーに乗せられる?だし、 高嶺さんと花はタクシー、おかモンはチャリ→おかモン超切ない、だし。 高嶺さんタクシーもしくは救急車、おかモン+花チャリ二人乗りで帰る→今自転車二人乗り危険だから現実的じゃないし。ヘリで全部運べたりする・・・?あっ、ヘリでチャリ運んで、三人タクシー。これか!!(金はかかるが一番わかりやすい) 高嶺さんを運ぶときはおかモンがお姫様だっこ運搬で復讐を果たせばいいと思います(笑)
一方の八雲氏に場面は切り替え。 『ガキ一匹に血相変えてマジで脱ぎ出しやがった・・・見てられねぇ』とこぼす。花から受けた防犯スプレーというよりそれが去った理由かあ。素直な高嶺さんは嫌ってのはこの作品で珍しい花と対立できるどSですね(え)。あとは蒼天さんくらい? 『俺は一日たりとてあいつの事を考えない日はない』と高嶺さんへの執着心をこぼす八雲氏は、今回みたいな事はもうしないんだろうけど、何かしらのアクションで再登場はありそうだ。花と高嶺さんへの愛の深さをスポーツマンシップに基づいて戦っていただきたい(え)
そんなわけで八雲編はこれで終わり・・・なのかな。外してほしくないところはちゃんと押さえられてたので安心したけど、でも高嶺さんと花がこれからどうするのか、そもそも高嶺さんが自覚してるのかしたのか、とか二人の今後はまだ不安だらけですな! 次号、元のコメディコメディで今回のがなかったような状態になっちゃううのか、真剣に話し合いになるのか。できれば今回みたいなことが今後も危惧される以上そろそろ両思いとして二人で蒼天さんとこにちゃんと挨拶とか鷹羽と挑む決意を固めてほしいけど花の年齢考えると難しいのかなあ。ていうか両思い=見合い終了になるんでしょうか。もはや見合いの定義がわからない。 そろそろ花泣かす展開でなく、花が笑って高嶺さん泣かす展開が見たいんだよう!!!(力説でひどいこと言う)
あ!巻頭カラー花のみは嬉しかったです!最初マッパ高嶺さんカラーだったらどうしようかと思ったから尚更(爆) |
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