高嶺と花64話感想&考察
新章突入!ついに高嶺さんが完全敗北!今夜はお赤飯だね!な回。
いやあ、やっとなんか今回でイライラが収まったというか、花好きとして高嶺さんの気持ちがやっとわかったというのがもうほっとした!よかった!
冒頭は高嶺さんの夢でスタート。夢見るは見合いの日の姿の花。着物・・・!!着物花に飢えてたかないろは今回扉絵と前半の夢花でおなかいっぱいです(笑) で、高嶺さんはなんで夢見てるのかと言えば、救急車内。『高嶺さんしっかり!!』と声かける花とおかモン。前回足をやらかした後意識を失ったのか・・・。骨折の痛みで意識を失ったのか、もしくは脳しんとうか。前者なら花の無事確認するまで気丈を保ってたんだろうなあと萌える。
見合い場所にいる夢の中の着物花は『いつまでこうして座ってなきゃいけないんですか?』『もうそっち側へ行ってもいいでしょう?』と高嶺さんの方に行こうとする。がそれを止める高嶺さん。 大人の事情が『はっきり見えるようになるまでそこから動くな』と諭す。 それに夢の花はざっくり『見合うかどうかを決めるのは自分だとか言ってるけど本当は自分で決める気ないんですね』と切り込む。夢なのに!(笑) ・・・でも高嶺さんの夢なのでこれは高嶺さんが言われたら堪える台詞なはず。だってMだから!(爆)というか自分の中の後ろめたさかな。潜在意識。それで行くと高嶺さんは、花に見合いを続ける続ける言って自分では結論を出す予定はなかったということに。ひどい!(爆)
『私はちゃんと伝えました自分の気持ち なのに高嶺さんは』と言う夢花。ちゃんと高嶺さんの中で花の告白は真剣に通じてたとわかってよかったよかった(え)だってあのときおちゃらけにしちゃってたから! 高嶺さんいつもの調子にごまかしてしまった分、花の気持ちも一緒に追いやられてしまったのではと不安になっていた。
唐突に夢花を拉致する夢八雲登場。 『こっち見て下さい!高嶺さんの正直な・・・本当の気持ちだけ教えて下さい・・・!』と夢花に叫ばれて高嶺さん必死になる。 『一緒にいたい』『お前と話をするのが好きだ』『お前の驚いた顔や笑った顔を見るのが好きだ!』『怒った顔も嫌いじゃない』『実を言うとちょっとかわいいと思ってる』・・・ぼろぼろ出てくる高嶺さんの本音。ありがとうございます!!いや待てこれ夢花じゃなくて本物に言ってやれよお前!!(手厳しいかないろ) そしてちょっとじゃないだろかなり可愛いと思ってるだろ高嶺さん。妙なところで抵抗したな(笑) でも高嶺さんは花の全部が本当に好きなんだなあ。花は高嶺さんの好きなところも嫌いなところもある感じなのに。好きになったのは花が先だったけど度合いは高嶺さんが上!よかったね花まだ勝てる勝てる!(謎)
『だからこそお前にとってどうするのがベストなのかわからずにいた』と言う高嶺さん。やっぱり先を決めてなかったこの男(爆)何事もなかったら夢花の言うとおり、花に決めさせ逃げ続けるつもりだったんでしょうか貴様。
けれど悟りを開こうとした『あの時お前の為なら死んでも仕方がないと思った』として夢花の元に行き八雲さんを退治する高嶺さん。
花の手首をつかみ『花』と呼ぶ高嶺さん。ここで場面は病室に。実際の花の手首をつかみリンク。 『好きだ』と告白して目ざめる――――――病室には花以外に野々村家もおかモンもルチアーノさんもりのちゃんも霧ヶ崎さんもそろってる公開告白でした残念!!(爆) いやでもついに言った、というか完全自覚してくれた高嶺さん!!!おおおお!!!!!!花呼びも!!!! どうやら夢じゃなくてちゃんと現実でも夢の狭間にいた高嶺さんが口にした台詞は『花 好きだ』のみの模様。花含め全員びっくり。『起き抜けに何を』と思う現実花さんの思考は間違ってない(笑)夢の中で花の好きなところいっぱいいっぱい言ってたところも聞いてれば納得できたかもしれないのにね!
ところでりのちゃんがいるのは聴診器首にかけてて白衣なので、りのちゃんの勤務している病院に高嶺さんは運ばれたんだということがわかり納得なのですがルチアーノさんはやっぱり、パーリィピーポーなので、高嶺さんのケガ祭りか高嶺さんの告白祭りを予感して匂いを嗅ぎ取って来たんでしょうか(爆)なんていう・・・!!なんていうお祭り好き・・・!!(素直に心配して来たと思ってやろうよ) 『2人でごゆっくり』とルチアーノさんが気を使いみんな捌けてまさに告白祭りもメインに。死んだ顔してるりのちゃんとおかモンが不憫すぎる(爆)ていうか久々のりのちゃんにこれはきつくありませんか・・・!? しかも花が告るとかならともかく高嶺さんが告るですよ!!しかもストレートに『好きだ』ですよ! そういや高嶺さんにしては本当夢の中からストレートでしたね。『イヤなものは言う癖にこれが好きあれが好きって言わない』人だからこその高嶺さんの言葉の重み。そういうことを言わせる位花に惚れたことすぐわかっただろうから本当ショックだったろうなあ。
2人きりになり、照れながらも花をじっと見る高嶺さん。 動揺しながらも『高嶺さんが・・・あたしを?』と状況を整理する花。整理して――――『無理です』ときっぱり塩対応。高嶺さんを負かす! 『高嶺さんはあたしのせいで死にかけたしあたしは高嶺さんの従兄に誘拐されたんですよ』と言う花。これ自分の状況を先に言わず高嶺さんの方を言ったあたりに花の愛情を感じる。そしてここも『あたし』なあたりが花に余裕なさそうですね。 『しばらく寝て正気に戻って下さい』とあしらう花に『正気だ』と答える高嶺さん。 『あんな事の後だからだ 俺はお前に命をかけられる それがこの見合いの結論だ』と言い切る高嶺さんに逃げる花。 『色々あって一時的に気持ちが高ぶってるんだ お互い生きてて・・・もうそれで十分だってほっとしてた所なのに』と思う花に、なんだこのスレイヤーズ的な戦い愛・・・!!と思ってしまいました(爆)相手が生きてるだけでもう十分、なのは2人とも同じなんだけどその方向性が違うというか!君たちはガウリナかね!!(スレイヤーズ知らない人すみません) 高嶺さんの大きな間違いは花には『お前のためなら死んでもいい』とか『命かけられる』の告白は重すぎる言葉ってことだろうなあ・・・。無神経なタイプじゃなく気遣う花からしたら、自分といたら高嶺さんは長生きできないって感じて近づけなくなっちゃう。 花みたいなタイプは『一緒に戦っていつまでも一緒に生きていきたい』って未来のある告白するのが正しいと思う。その事に高嶺さんが気付くのが今後の鍵ではなかろうか。 まあそんななので全然照れない花さんの塩対応だけど、ちょっと内心はときめいて欲しかった気も。でも八雲さんに襲われかけた恐怖も理由にあるようなのでしょうがないかなあ。高嶺さんに今後触られるのもびくついたりしないだろうか。触られるのがもし怖くなったのであれば花から触って克服するといいよ!(え)
そして場面は変わって病室の待合室。 泣くりのちゃんに遠い目をしているおかモンにとまるでお通夜状態カオスな中『さっきのセリフ聞き捨てなりません うちの娘を危険な目に遭わせておいて』と立ち上がるはシリアス少し怒り顔の花父茂。 茂・・・!?茂どうしたのまともな父親みたいじゃないか・・・!?(爆)いやそりゃまともな父親なら確かに花があんな目にあって、元凶が花口説いてたら怒るかもしれないけど茂は違うだろ・・・!?とかないろびっくりしました(爆)下手したら高嶺さんの告白より衝撃だった!(え) 『大切な娘を安売りするわけにゃいかない!』とか、つまり、こうなったら花を高く売りたいと言うことだね・・・!?(爆)とか思った私の中の茂とは。 次号、茂、多額の結納金を求めるの巻でなし崩しに花の意志無視して婚約編になってしまうのかもしれない(ひどい)。また1ヶ月お休み・・・!!
高嶺と花は、一話→クリスマス、までが高嶺さん→花で高嶺さんが攻め追っかける形。 年明け貧乏編(花自覚)→八雲編までが自覚した花によって高嶺さん←花の逆転攻めに切り替わり。 で、今号からまた、自覚した高嶺さん→落ち着いて塩対応の花、で高嶺さん開き直り攻めに戻り切り替わったのかなって印象。多分自覚して告白した高嶺さんはしばらく無敵状態で花をときめかすために頑張る気がする!(希望も含まれる)楽しみです。いや私花攻め好きなんでここんとこの展開も悪くなかったけどとにかく花が不憫すぎたのと、どSる花を見るなら攻めててはいけなかったんだという想いが・・・!(爆)
あとはりのちゃんとおかモンの傷心の行方と、実は初めて会ったと思われる霧ヶ崎くんのエリートぷりに縁さんのアンテナは立つのかが今後の注目ですな!(マニアック)。やー。全体的に美味しい戦いでした。 |
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