Losing battle of the love-アイノマケイクサ-

花とゆめ連載中『高嶺と花』感想&考察ページです。雑誌での感想が主の為、コミックス時は違っている内容の場合があります。

※2017/6/1、1話〜48話の感想が前のレンタル日記サービス終了によりすべて消えてしまいました。バックアップとってなかったため現在ありません。今後さかのぼって書きなおすことがあるか不明です。ご了承ください。
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...... 2018年04月21日 の日記 ......
■ 高嶺と花65話感想&考察   [ NO. 2018042101-1 ]
高嶺さんが完全敗北したら窮鼠猫を咬む的に反動で強くなってしまった高嶺→花回。


いやあ前号で、花→高嶺ターンが貧乏編から続いてたけど、初期の高嶺→花ターンに戻った回じゃないかと書いたんですがその通りでしたね!!扉絵からして初期に戻った気がします(爆)ただ初期と違うのは高嶺さん、捕まるかもとかそういうためらいがない本気だ!(笑)
この扉絵、花の太股がロゴで隠れてるのがもったいないですが師走先生のTwitterでロゴなしがおがめたので満足です(何)。

さて本編。

『よりにもよってなぜあの場所であのタイミングで言うのか』という花のモノローグでスタート。公開告白は高嶺さんらしいっちゃらしいけどまあ花からしたら困るよなあ。
花にとってあの場で告られて一番知られたくなかったのはりのちゃんなのかおかモンなのかとも思ったんだけど、結局は両親がいる前、が一番困ったことなのかもしれない、と今回の話で思ったり。

父茂がすごい形相で病院の廊下を歩むのを見かけ追いかける花。向かうは高嶺さんの病室。
入ると髪の身だしなみしてる高嶺さん・・・まずやることはそれか!(笑)ああいつもの高嶺さんだ。
それにひるむことなくシリアス顔のまま訊う茂。

『さっきのあれは・・・娘と交際がしたいという事ですか』
『そうです お義父さん』

ためらいなく答えた高嶺さん!!(笑)『お義父さん』に驚く茂と花と時々さりげについてきてたルチアーノさん。
『お義父さんと呼ばれる筋合いはない!!』『いいやあなたは俺の父になるんだ』と戦う茂と高嶺さん。そこにやってくる花母笑さん。茂が何言うか心配になってきたって感じかな。

『高嶺さん・・・それは結婚を前提にって意味で・・・?』と訊く笑さん。よくぞ訊いた!!
『見合いをした上で破綻を想定した交際をするなど馬鹿げている 当然の事でしょう』とそれをあっさり肯定する高嶺さん。に真っ赤になり焦る花。
『そ そんなのもう「婚約」じゃん』てその通り(笑)でもきっぱりさっくり高嶺さんが結婚前提と明言したのは初めてなわけで(前号の自覚でもそこまではわからなかったので)、ただ惚れてるんだー!!てだけじゃなく、高校生だからという今までの配慮もとっぱらって、花を嫁にもらう未来をきちんと見てるしそうしたい!とはっきりしたことが今回のハイライトだなあーと思いました。

『待って!!』と茂や花をはねのけて駆けつけるりのちゃん。みんな駆けつけるなあ(笑)結局高嶺さんの病室に再び戻らなかったのは縁さんとおかモンだけか。

『あの子に罪はないけど あたしやっぱりセンパイがロリコンと罵られながら生きてくなんて堪えられない』と嘆くりのちゃんが個人的には一番今回の話で好きなコマでした(爆)いや『あの子に罪はないけど』がポイント。りのちゃんの中で花を高嶺さんが選ぶのは人間的には仕方ないってやっぱり認めてるってことなんだろうなあ。

茂とりのちゃんが一生懸命花との交際に反対。
『花ちゃん あいつ本当に階段から落ちただけ?』と疑問を持つルチアーノさんの言葉で、ルチアーノさんとりのちゃん(おそらく病院側も)は『階段から落ちた』認識かあ・・・それあきらかに自分で落ちてませんねあの症状じゃあきらかにどっちにしろ警察案件ですね(爆)まあもみ消されるんだろうけど。あああー(八雲さん野放しのままに妙にやりきれないこの想い)

『2人とも落ち着いて 肝心の花ちゃんがどう思ってるかまだわからないんだからさ』とその場を取り持つルチアーノさん。まともだ!!(爆)今回いつもアレなひとがまともなのどうした!!(まあルチアーノさん、周りがわいわい騒いでるとむしろわりと冷静になれるタイプかもしれないけど)
ルチアーノさんに話を振られて『急に・・・そんなこと言われても』と思いつつも『やっぱ無理です』ときっぱり前回同様断る花。それに『無理じゃない』とごねだす高嶺さんにキレる茂。『ふざけないで下さい』と一喝。

『本当にこの子の事を想うならそんな言葉は出ないはずです』と、壁になる茂。まともだ・・・!!本当どうしたの茂偽物でしょう(え)。

『今まで大目に見てきたのは』花が『懐いていたから』
『親の目から見てもこの子は賢い この子が心を許すなら・・・と私も妻もそう思ってきた』とする茂。あれか、貧乏編の時とか花が夜な夜な高嶺さんとこに通っても何も言わないの放任主義というわけでなくてそれだけ花が頭いいことで信用してたってことなのか。・・・いやでもそれなら縁さんは?(爆)
でも、ってことは花が高嶺さんの嫁になる覚悟できて望めばわりと許せるのかなあ。花の意志関係なしに反対の方向かなあ。

花をつれて帰る茂。
『もうバレてると思うけどお父さん・・・バカなのよ』と家で語る。
『でもさあこんなバカ親父でも子どもの命が脅かされたら黙ってらんないよ そんだけさ 本当に無事でよかった』としんみり言う茂が本当にまともな父親すぎて気持ち悪い(え)もとい本物の茂だろうか(え)。
でも野々村家は本当仲がよくて、花はお姉ちゃんより手かけてもらってない子だったのかもしれないけどちゃんと愛されてるなあーというのはこの誘拐編でしみじみ感じましたね。今回が集大成。たまに心配になる放任っぷりだったからな。

一方高嶺さん側は茂を無視して本気モード。霧ヶ崎くんに命じて仕事道具を病室に持ち込む。
『どいつにもこいつにも徹底的に知らしめる 俺の本気を』と決意するその姿は貧乏編から立ち上がるときよりも歴代よりもやる気ですね本当に本気だ。そしてその結果が野々村家に警備員・番犬・防犯カメラ・専属ドライバー・SPを配置する最後のページに繋がると(爆)

『お前の為なら何でもできる 思い知れ俺の愛を』とイっちゃってる高嶺さんに一言申したい。
何故貴様は八雲さん帰国を知った時点でこれをやらなかったか!(爆)花への想いを、自覚してなかったから・・・?まだそこまで金持ち復活してなかったからためらったの?(爆)今回破産覚悟?(え)
まあこれで花を守ろうとする姿、大事としてることは茂とかにもわかるかもしれないけど(爆)力づくだなあ。
あと『愛』なんですね。『恋心』ではなく。さすが結婚前提。だったら次花を口説く際は『好きだ』ではなく『愛してる』でお願いします(願望)。しばらく花が可哀想だった誘拐編の分高嶺→花を堪能したい。花がこっぴどく振り続けてやってください(笑)
花は『あたしといることで高嶺さんが危ない目に遭うのは・・・やだよ』と思って高嶺さんへの想いを拒んでるから正直今回の護衛連中を半分高嶺さんにつけてやればいろいろ解決な気もしなくもないけど(爆)

今回はおかモンの様子も一つの見所でしたな・・・高嶺さんが救急車搬送の時に意識朦朧としながらおかモンに『よくやった』と頭撫でてたという事実が判明し何か思い悩んでる様子・・・恋ですか?(おい)
『おっさんが全プライド捨てるようなことを・・・』と思うくらいだから今回のことで、敵わないって思い知らされたとかかなあ・・・。花のために動いたおかモンだけど花のために命捨てる覚悟はさすがにバカじゃないからないと思うんだよね(高嶺さんは以下略)
今回ので自分の中で花を諦めるきっかけがようやっとできたのかもしれない。両思いなの確定だしなあ。しかも相手は結婚考えてるわけだし(おかモン結婚云々までは知らないわけだけど)。

あと霧ヶ崎くんがヤーさんから逃げられたのは『ヒミツです』とのことだけど私的に霧ヶ崎くんは忍びの人間なのでなんの疑問もない(爆)あっ、そうか!我々が気づいてないだけで、忍び軍団が花を守ってたにも関わらず誘拐された!忍び故に表だって助けられなかった!なら納得行くかも(注:護衛として役に立ってない)
これがBLだとヤクザの慰み者になって逃がしてもらうとかでしょうか(注:ここんところの仕事で疲れてますかないろさん)。

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