よかった・・・最悪の事態だけは避けられた・・・!そんな思いでいっぱい高嶺さん戦闘姿勢改め回。
冒頭一番最初に動いたのはりのちゃん。高嶺さん羽交い締めして『若い二人の仲を引き裂こうなんて野暮じゃな〜い?』としておかモンと花に近づけさせない。それに乗じて高嶺さんの前から消える花とおかモン・・・って否定しないのしようとしないの花!?ええ!?と思ったんですが、これが前話の『私は限界を迎えていた』に繋がるのかな。 おかモンと付き合う振りはしないけど、それを否定する気力もない、自分で何かを考えて動くだけの力が今はない、と。よっぽど追いつめられている・・・。考える力がないから流されるままとりあえずはこの場しのぎか・・・。
おかモンと花が消えた後羽交い締めにしながら高嶺さんを諭すりのちゃん。
『普通ヘコむ状況でハイになるガッツはいいけど要は告白が不発だったのが気に入らないんでしょー?』 『けどあの手のコは畳み掛けられる程冷静になっちゃうのよ ちょっと落ち着いたら?』
よくぞ言ったりのちゃん!!的確すぎる!!しかもわりと高嶺さん側というより花側フォロー!! 前話の状況から、高嶺さんが完全に花しか見えない盲目状態になってて傷心から2人を引き離したくて言ったのかなあ(いやその可能性も十二分にあるんだけど酔ってたし)とか、花への嫌がらせかなあともちょっと前話は邪推したんですがやっぱりりのちゃんはいい人だった。これ今のままじゃ花の気持ちは手に入らないよ(落ち着けば手にはいるかもしれないよ)とアドバイスしてるようなもんですよね、なんだかんだ2人を引き裂いてる方向でないよねかっこいい・・・!!
りのちゃんのドライブパーキングで我に返る高嶺さん。 おかモンブレーキで勢いがゆるんだからこそちゃんとりのちゃんが止めることできたんだろうな。りのちゃんがただ落ち着け言っただけじゃ効かなかったと思うのでりのちゃんの偽彼氏案はそこまで考えてた・・・!!(多分)
花の部屋の扉の『立入禁止』の張り紙に入るのをためらい『今問いつめるのはスマートじゃないか・・・』とする高嶺さんに、ああ口での言葉に耳を貸さない率は高いけど文章にされるとついつい従っちゃうタイプか・・・と思いました(笑)多分高嶺さんの性格とかそこまで考える余裕はなくて、今は!とにかく!頭・心を休ませて!!と花は何も考えず貼った気がするんだけど。次から高嶺さんを素直に動かしたい時は貼り紙だ花。 『一体何を考えてるんだ』と悩める高嶺さんはおかモン彼氏話を半信半疑の様子。ここよかった・・・!! 前話の感想でも書いたんですが容易に花が他の男に鞍替えする女だと高嶺さんに思って欲しくなかったし、それで怒ったり低嶺さんになったりしたら高嶺さん殴り隊と思ってたので。おかモン編があったから&花が自分を好きなはずを知ってるからおかモン編の時より勘違いしないですんでるのかな自信あるのかな。ただ『助けてくれてありがとう』と八雲編でおかモンのおかげで解決できたという『考えうる動機』があるから、もしかしたら、と否定もしきれない、みたいな感じか。感覚としては、花が八雲編で心弱ったときにおかモンがつけ込んで、それにふらふら花がそそのかされてしまったようなイメージ?(ひどいが偽彼氏を否定してないのであながち間違ってるとも言えない切なさ)
『極端な話誰とくっつこうが最終的に俺がオトせばいい』と平静を保とうとする高嶺さん。花の最後の男になれればいいとな・・・!?大抵男性は初めての男になりたがると聞くがさすが高嶺さん普通じゃない(最後の人間になりたがるのは女子の思考に多いそうな)。 でも一切花を諦める気はないことが伝わってすごくほっとしたモノローグ。 『勝手な話だ俺の不届きで酷な目に遭わせひいてはこの現状を招いたのに』 『その責任を他人に投げたらしまいだ』と冷静に反省する高嶺さんに本当に本当に本当によかったなああああああと思いました。反省する高嶺さんが足りなさすぎたよここ数話・・・!でもまだ花をこっぴどく振った点は反省に含まれてなさそうなところはちょっとそこで正座しなさい(爆)
その後もルチアーノとクルージングしながら花を落とす方法を考える高嶺さん・・・『劣性に加担するのも一興かと思って』とその練習に付き合うルチアーノさん・・・御曹司2人何やってんですか(爆)出版社違ってたらまずい状況ですよ!(何)
『いたずらに言葉だけ並べてどうする』と思う高嶺さんに『言葉はプレゼントなんだ!!!』と力説するルチアーノさん。しかしルチアーノさんに薦められた言葉はどうしても出てこない『意義を見出せない』高嶺さん。残念な男もいいとこである。ていうか惚れた女を誉めるのに意義を見出せないとは・・・!?と思ってるとルチアーノさんが釣ったカサゴの旨さはすんなり口から出てくる高嶺さん。 貴様花はカサゴ以下なのか・・・!?と思いきや。 『僕に言わされてもしょうがないよなあ 本心から出るお前の言葉は瞭然としていて小気味いい』と言うルチアーノさん。あなた本当に外国人ですか・・・!?と言った言い回しに衝撃でした(爆) でもそこで、あ、と思う。花をこうして誉めろああして誉めろ、は高嶺さん言わされてる感で出てこないのかと。 ルチアーノさん言葉を続ける。
『お前の場合・・・内からにじみ出るものを伝えるのが一番のプレゼントになるんだろう』
それに『あの時俺はただ「好きだ」としか言わなかった』と告白時の最大の過ちにようやっと気づく高嶺さん。 ようやっと!!ようやっと!!!!本当そこ!!!そこなんですよ!!あなたその直前までいっぱい花の好きなところ挙げてたじゃないですか!!(夢で)それなのに何故そこ言わなかった!!!!そりゃ花混乱するわ!!! 高嶺さんもあの時夢で語った花への気持ちを思いだし。何かをつかんだ高嶺さんの次号に期待!!!!
そして花は『おかモンのお陰で怒濤の高嶺さんから解放されたはいいけど どうするかなこれから』と相変わらず浮かない表情。 おかモンの気持ちもあるし、高嶺さんにおかモンとの事聞かれたとき嘘に乗っかっても乗っからなくても心決まってなきゃできないしねえ。『自分がどうしたいかわからない』花。両思いだし別れたくはないんだろうけどでもこのまま婚約に話進むのは・・・と思うのはまあ鷹羽のこと抜きにしても16の娘として当然だよなあ。
『そこの生意気娘 話があるから付き合いなさい』とりのちゃんが待ち伏せして次回に続く、と。りのちゃんの表情はわりと機嫌いい?感じなので、花の気持ちを一つにまとめるべくやってきた(失恋はもう覚悟済み)ってとこですかね、やっぱりかっこいい、いい女やりのちゃん・・・!!(かないろ内ではりのちゃんはあくまで女子です) できれば、縁さんじゃなくりのちゃんに花の服コーディネートとかメイクとかして花を変身させて欲しいんだけどな。花が高嶺さんの求愛を拒むのを自分はガキだからというコンプレックスからだ、と思ってて、『自信持ちなさい!先輩をロリコンにしたくないならアンタが背伸びするしかないでしょ、こっちだってガキに取られたなんて思いたくないのよこっちの立場も考えてちょうだい』、的な流れで(妄想です)。 でもこのマンガがそんな素敵少女マンガ路線を行くかという疑問(爆)むしろ、『力が・・・欲しいんでしょ?修行の場につれてってあげるわ、おいで』と誘う師匠りのちゃんに、『八雲さんや鷹羽の連中を倒す力さえあれば・・・!』と決意をする弟子花、とかのがありそうな予感(高嶺と花はバトルマンガですかないろ内では)。
失恋覚悟済み、といえばおかモンも『おっさんの出方によっては・・・気持ちにケリつけられる気がする』と思ってるあたり、あわよくば本当にしたい、で偽彼氏を演じたわけでなく、むしろあきらめる為にと言うことが判明。よかった・・・!!花の心の隙間につけこみたいわけではなかった!(爆) 今回の話本当、よかったあああああああああばっかりつぶやいてましたつる助かったという感想ばかりが出てきました。これで一ヶ月まだ楽に次号を待てる。
そういえばさりげなくメインと思われる高嶺さんの休日の過ごし方ですが、常に掃除って感じですね。 ハウスキーパーもたまに入れてるけど自分でもやるのは、潔癖性、というわけではなくて貧乏編で自分でやってた癖な気がする(笑)高嶺さん、貧乏から脱した後も食事とか家事全般、人に全部任せるのではなく自分でやる喜びは喜びで覚えてしまったので、時間があけばやってるんじゃないのかな、と思うと微笑ましい(笑) でも家にいるのが花母笑さんと高嶺さんだけっぽい時間、花母と今後について語り合って欲しかった気もする(爆)いや難しいのはわかってるけど(マンガの流れ的に)。笑さんは花が心配だけど高嶺さんが真剣なら婚約許しそうな感じするからなあ。あの子の進学とかも考えてます?とか訊いて欲しかったなあなんて(今後そういう局面がくるのかもしれないけど)。
あと水希は自分自身は繊細なのに他人にあまりに無神経過ぎじゃありませんか・・・?(爆)繊細なら繊細、無神経なら無神経に偏って欲しいんですか・・・嫌われやすいタイプだよそれ・・・?(光子と花が気にしてないならいいんだけどこの三人どうもそういう部分とか相談しないとこで、仲、良し・・・?と疑わしい部分が)
そして花のSPの守尾さんは住み込みなのか休み時間あるのかが地味に気になる・・・(爆)前と違って一人だけってそういうところ不便じゃなかろうか。定期的に交代? りのちゃんとの女同士の話し合いにもついて行くんでしょうかね。・・・頑張れ!(無駄な励まし)
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