Losing battle of the love-アイノマケイクサ-

花とゆめ連載中『高嶺と花』感想&考察ページです。雑誌での感想が主の為、コミックス時は違っている内容の場合があります。

※2017/6/1、1話〜48話の感想が前のレンタル日記サービス終了によりすべて消えてしまいました。バックアップとってなかったため現在ありません。今後さかのぼって書きなおすことがあるか不明です。ご了承ください。
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...... 2018年07月22日 の日記 ......
■ 高嶺と花69話感想&考察   [ NO. 2018072201-1 ]
それぞれライバル同士の友情深める高嶺さんと花が一コマも絡まない回。

待ってましたぁぁぁぁぁ!!というのが今回の第一声でした。ずっと欲しかったんだぜりのちゃんと花の交流・・・。花が自覚して以降はなかったから・・・。やっとやっとここでか!と。
おかモンと高嶺さんの交流は、キャッキャしたものじゃないのがわかってるので流れに任せるやーって感じだったんだけど、りのちゃんと花は絶対楽しい・・・。花が素直に高嶺さんのこと語れる数少ない女子・・・!(かないろはりのちゃんはあくまで女子という認識です)

そんなわけでとりあえずりの&花だけについて語り。
冒頭はりの&花(&SP)で町の中歩き。
『酔いに任せて変な事けしかけちゃったじゃない?だから、ま一応様子見にね』と言ってるあたりやっぱり本気でおかモンを使って高嶺さんと花を引き裂きたかったわけじゃないんだなとわかるりのちゃん発言。
2人が歩いているところ、池袋ですね。町の垂れ幕にナンジャタウンの猫がいる・・・。前の高嶺さん誕生日で買い物してる花の光景も池袋だし貧乏編の時の駅も池袋で、これは高嶺と花ファンの聖地を池袋にしろということなんでしょうか(違)。でも花が住んでるのは色んな場面考慮すると西葛西とか南の方なんだよなあ。

あと『近頃物騒だからということで』でリムジン通学とSPを説明してる花はやっぱり誘拐とか八雲氏のことは誰にも言うつもりなさそうですね。表沙汰にならないのは仕方ないにしても(百歩譲って)そこまで被害者なのにひた隠しにするのは高嶺さんに口止めされてるのか、高嶺さんの立場的に黙らなきゃなのか。それとも言ったら更にねらわれるかもしれない名探偵コナン的な感じ?(爆)
それとも少女漫画的に触れないだけで示談金を茂が法外な金額で受け取ってしまい一切口にできなくなってるのでしょうか(ありえそうな予感)。

ふと町中で縁さんの好きなブランド服に目がいく花。
『姉に変装する時に着たなあと思って』と説明する花だけどりのちゃんに姉の身代わりから見合い始めたこと説明してなかったですよね今まで(爆)普通に『変装』て単語に首傾げないあたりは、描かれてないところで説明しててわかってるのか、高嶺さんと一緒にいてロリコン扱いされないように花が変装で配慮してるとでも思ったのか。なんとなく後者な予感。
『着心地と動きやすさ重視』の花に『自分が着たいもの着ればいいのよ』とアドバイスするりのちゃん。あー、そう来たか、と思ってしまいました。もしかしたらりのちゃんが花を大人女子に仕立てる展開かなと読む前思ってたので。りのちゃんはバレンタインの時とかで花が自分が子どもなのがコンプレックス的なの知ってるから自信持たせるためにやりそうだなあと。(花が高嶺さんとの婚約にうなづかないのもそこなんだろうと思ってそうだし)
でもりのちゃんは自信を持たせるどころか逆のご様子。
『キャパ越えするわよそんなんじゃ だから反対なのよね』とのこと。
ん?どういうこと?と思ったら、次のりの花コマではリムジンでアイスとドリンクでくつろいでる2人。どうやらさっき町中にいたのは、リムジンでくつろぐためのそれらを買いに行った、って感じかな。リムジンに飲み物はありそうだけどさすがにアイスは常備してそうもないし。アイスおごってあげるりのちゃんに、食べる場所ないし暑いからリムジンでーってなたのか。

『ざっくり言うと甘え下手なのよね』と花の問題点をつくりのちゃん。
『私は甘えたくて高嶺さんと一緒にいるわけじゃないですもん!』『恋人同士っていうのは助けて助けられてギブ&テイク50/50でお互いに支え合うものじゃないんですか!』と力説する花さんに頷きまくるかないろ。いやその通りなんだけどね、花さん。でもそれ同い年とか同等の立場のカップルだから成立する理論だよ?
りのちゃんもそう思ったらしく『バランスってもんがある』と指摘。そうか・・・花が高嶺さんに追いつくために頑張りすぎちゃってて等身大の女子高校生の弱い自分のままでいようとしないこと、自分らしくいようとしないことがコンプレックス以上の問題だと思ってたんだなあと。でもそういうところを冷静に分析してて問題としてアドバイスしてあげるあたり本当いい人や・・・!!
甘える練習をさせるりのちゃんだけど花はやっぱりできない。てか練習で固まるの前話の高嶺さんで見たぞ?(爆)お互い素直になれない似たものカプよ。
『ギュッてして下さい』が無理な花だけど、多分『ギュッとしますね』と主導的なら言えそうな予感。11巻の柱での花が『キスはするのとされるのでは違います』らしいし、自分からするのは恥ずかしくないけどされるのが恥ずかしくて仕方ない様子。だからそんなおねだりはできない、と。ねっから攻めの女だわあ・・・(笑)
花が甘えるには高嶺さんがそういう花を知ってて無理矢理攻めるか、花が攻めやすいよう超受けになるしかないですね。で、高嶺さんがどっちに向いてるかは言うまでもないですね(え)。

『自分の剛健すぎる鼻っ柱に時々うんざりします』と自分で言う花は本当『難儀な子』
でもそんな花に『ここに来てマリッジブルーになるあたり思ったよりはかわいげある』と笑うりのちゃん。『マリッジブルー』と言われて動揺する花だけどでもこの言葉、花の自分でもよくわからない自分の気持ちを整頓するのにとても適した言葉じゃないかなあと思いました。この人と一緒にいていいのか、やっていけるのか、彼のことは好きだけど〜って迷いは確かにまさにマリッジブルーだもんね。

『りのさん!・・・なんで』と今更ながら訊く花。
高嶺さんに甘える練習させてくれたり、マリッジブルーだとしたり、あきらかに高嶺さんとの婚約交際を応援する動きだもんね。

『なんでこんなお膳立てするかって?野暮なこと聞かないで センパイが好きなものはアタシも好きになっちゃうの それだけ』

全かないろが真剣に涙こぼれました(マジでいい人すぎるりのちゃん・・・!!)多分本当にりのちゃん、花のこと気に入っちゃったんだろうな接してる内に。で、あの高嶺さんが立場も忘れて惚れ込む位の子だってのが理解できちゃうから応援するしかないと。失恋はもう高嶺さんが病院に入院してる間に実感して整頓されてしまったのか。
『アタシの恋は年季入りすぎて実る前に愛に変わっちゃったかな』と帰り道に思うりのちゃんは高嶺さんの恋を応援する事が自分の思いの昇華なんだろうなあ。うううう切ないけどかっこいい女ー!!!

とここ以外は高嶺さんとおかモンが別のところで2人でバトルしてるページで今回の話埋まるわけですが、かないろ的にはもっと、りの&花が見たかったしそっち中心でよかったんですけど!!(爆)今後も、りの&花また見られるといいなあ。花が光子&水希とか他に恋バナ相談とかしない分。ルチアーノさんに相談よりやっぱりりのちゃんですよ花!

そんなわけで今回もうこの感想だけでいいかなとも思うんですが(爆)まあ一応高嶺さん&おかモンサイドにも触れてあげよう。

『しれっと横恋慕しておいてそ知らぬ態度が許されると思うな』としておかモンを拉致る高嶺さん。スーツ着てるし前号の休みの日の帰りってわけじゃないですねこれ。時間枠わかりにくいんだけど、この高嶺VSおかモンの間にりの花きゃいきゃいしてるのか、りの花きゃいきゃいは別の日(前話の高嶺さんのクルージング休日と同じ日)なのか?
花の気持ちとか高嶺さんの気持ち考えると高嶺さん休日→アプローチを変えたくてその夜花を捕まえようとするが茂の目が光っててなかなか接触できない→次の日おかモン拉致=一方りの花、って流れかな。

『花を助けた件の礼を兼ねて』おかモン希望の回転寿司屋。
『話というのは無論花の事なわけだが』という高嶺さん、ここだけ花のルビが『はな』なんですよ。超貴重・・・!!他はすべてルビ『あいつ』で、いつも高嶺さんはだから花の名前をずっと呼んでない、口にしたのは過去1話、10話、そして告白した時の3回のみ!!(言わなさすぎである)単純に花ゆめの誤植なのか意味があって『はな』呼びなのか超気になる(前者なら切ない)。

『今回は引かないんだ』というおかモンに『大人げないのも無様なのも自覚がある』『腹を括った』高嶺さん。
『必ず俺になびかせる』と宣言しおかモンに喧嘩売りながら寿司をくらいまくり『あんたみてーのに大切な花を任せられるか!!』とその喧嘩を買い同じく食いまくるおかモン。大人げないですね高嶺さん(爆)さすが大人げないのを自覚しただけある・・・!(え、そこ?)

『よく言われる ふざけてる 非常識 間違ってる 幾度となく恥もかいた ・・・それでも花の心を平らげるまでこの手を止めることはない 今までもこれからも』と84枚目の皿を片す高嶺さんは高嶺さん好きからするとかっこいいんでしょうか(爆)ごめんね!かないろさん高嶺さんに冷たいから本気で大人げねえなというかどこで頑張ってるんだとしか思わなかったが!(ひどい)いや早いとこ花さんに前号の練習の成果見せてやれよと思うから・・・!!

『こっちは二周も三周も遅れとってるのにそれに気づかず更に死ぬ気で追い抜きに来るとかバカすぎる』『ごちそうさまでした』する敗北おかモン。言い得て妙ですな。おかモン動くの遅かったからね!でも確かに遅れてても脅威に感じられるだけの走りは見せたのだよ君。

『負けついでに謝っときます』として『ホントは付き合ってません』とあっっさり白状するおかモン。『また騙したな』と食い過ぎからよろよろする高嶺さんを助けてあげるおかモンとかりの花とは違う形でライバルながらも友情はぐくんでる的な2人で今回終了したのであとはもう次の号こそ高嶺さんと花の話し合いになるよね!?ね!?
茂がまだ邪魔して話し合いできない、だったら誰かに茂をどうにかしていただきたい(爆)高嶺さんと花のやりとりがみたいんだよう花があまり弱ってないかたちで!!

今回の表紙の2人はお互い背を向けて困ってるような感じで可愛い。
困ってると言うよりすねてる感じの花は高嶺さんにと言うより今回の話からすると難儀な自分にすねてるようにも見えるなあ。早く花が開き直って元気になってくれることを花好きとして祈りたい。攻めるほうが向いてるならいっそのこと誘い攻めを極めてもいいと思うよ!(爆)

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