Losing battle of the love-アイノマケイクサ-

花とゆめ連載中『高嶺と花』感想&考察ページです。雑誌での感想が主の為、コミックス時は違っている内容の場合があります。

※2017/6/1、1話〜48話の感想が前のレンタル日記サービス終了によりすべて消えてしまいました。バックアップとってなかったため現在ありません。今後さかのぼって書きなおすことがあるか不明です。ご了承ください。
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...... 2018年08月04日 の日記 ......
■ 高嶺と花70話感想&考察   [ NO. 2018080401-1 ]
70話めにしてついに『ひとまずの決着をみた』記念すべきお赤飯回。

ウィーナー花さん!!!!!!!いやあ花好きとしてこれだけ満足する回久しぶりや・・・!!まあ高嶺さん負けてても抱きしめ返してやるとかもう少し頑張ってほしかった気もするがそこまで望むのが酷と言われたらそれまでだし(ひどい言いよう)。

今回扉絵は高嶺さんに抱き抱えられて高嶺さんを見下ろして幸せそうに笑う花。何故か胸の前で腕組み。上半身バランスとるためかな?
今回は作品中も花も高嶺さんもわりと腕組みが多かった気がします。腕組みって防衛とかそういう意味多いですよね。てことはお互い向き合うことを決めたけど怖くて自己防衛してたのかなあ。
今軽く調べたところ、腕組みでも高い位置の腕組みは優位に立ちたい、でおなかのあたりの腕組みは考え事に集中、もあるよう。てことは扉絵の花の腕組みは優越感、かな。高嶺さんの首に手を添えてもいいんだよと思ったけど。


『自分に高嶺さんに向き合わないと』『りのさんに言われて目が覚めた』と深夜に二階の高嶺さんエリアに向かう花。『マリッジブルー』の指摘がやはり効いたか・・・。
ところでここで花がみる時計なんですが、数字盤が間逆。1・2・3・・・が時計左側に。え、あれ?高嶺さんプレゼンツの部屋だし海外の変わり時計?見にくくない?と思いつつ。そしてこの時間は何時なのだ・・・0時すぎたところ?花さん『もう帰って来てるよね』『逃げちゃダメだ!』と男の元に走るにはヤバい時間ですぜ!(何)

二階に行くと二階リビングで倒れてる高嶺さん。

『夜食い過ぎて腹を壊した』
『いい歳して何してんですか』『警戒する気失せる』花。てことはこれおかモンとの対決の前話の夜ですね。おかモンも同時刻倒れているのか、それとも若さでなんとかなってるのか(酷)

弱っている相手には『つい構ってしまう』花。湯たんぽを高嶺さんにあてがい胃をやさしく。

『こいつは貧乏の時おまえが持って来たやつだな なつかしい』と喜ぶ高嶺さん。ああ、あの頃の冬、夜はゆたんぽで乗り切ってたのか初めて聞く情報ですね今更だけど(爆)

リビングで倒れてたのは『ここがベストポジション』として窓から見える満月を指さす高嶺さん。十五夜ということは時期は九月中旬かな。作品の一年前は霧ヶ崎編ですね、と思うと二人とも成長して・・・!(る気がする)

『月が綺麗ですね』として『なお愛の告白ではありません』と返す花はやっぱり文系。『授業で聞きました』な夏目漱石話を絡めるとは。

『「向き合う」はいいがはてさて何を話せばいいやら・・・』と突然困ってしまい、やっぱり立ち去ろうとする花を高嶺さん起きあがって必死に引き留める。
『月はまだ綺麗だぞ』とは高嶺語でなんなのか(笑)その後に続く『もう少しここで見ていけばいい』『絶対に怒らないし絶対に不機嫌にならない 俺は怖くないぞ 逃げることはない』の略なのかな。花に逃げられないように高嶺さんにしてはものすごく頑張ってテンションアゲアゲモードを切り(まあ胃もたれで弱ってるからかもしれないけど)花に気を使ってマイルドに言葉を紡いでいる。

マイルドにこられるとマイルドに従うしかない花さん。
高嶺さんと二人並んで黙って月を眺め、しばし後『質問です』とつぶやく。

『あたし・・・高嶺さんのことが好きなのにどうしてこわがってるんですか?』

高嶺さんも『俺に聞くのか』と戸惑う上目遣いの攻撃きたー!!!
でも自分で答えがでないから、当人の高嶺さんに自分の気持ちを客観的に見てもらおう、というのはやはり向き合ってる姿勢かな。でもでも体育座りしながら上目遣いでこれは超小悪魔!(笑)ありがとうございます可愛いです花さん。自分で気持ちが分かってない曖昧な言葉なのに『高嶺さんのことが好き』はしっかり言ってるし・・・!!!(萌える)

悩みながらも高嶺さん答える。
『何でも・・・どうにかしようとするのをやめれば・・・いいと思うぞ』とは高嶺さんもりのちゃんと同じ考えで花が拒んでるって結論に至ったのかな。
おかモンが原因でない、自分をまだ好き、それでも拒む理由があるとするなら、と。いや八雲さんの件でびびってるとか、何よりもあなたが最初こっぴどく振ってるせいもあると思うけどね?と花好きは根にもつ(爆)

『不安があるなら抱えたまま泣きついてくれていいし 俺がふがいない時は蹴り起こしてくれりゃそれで十分で・・・』とごにょごにょしだす高嶺さん。『?』となる花に、高嶺さん練習の成果を出すときだ!

『俺は お前がっ かわいい・・・!!』ときっぱり言い出す高嶺さん。『なんですか急に!!』とさすがに顔真っ赤に戸惑う花。けれど高嶺さんは練習の成果をそんなことじゃ止めないぜ!止めたら高嶺さんも照れるからな!(爆)
『一緒に いたいし 何でも してやりたいし かわいいと 思うし かわいがりたいと おもうし』にひとつひとつ『また言った・・・』とか『近っ』と顔近づけて熱弁する高嶺さんに反応する花が可愛い可愛い。でも顔近づけた時ちゅーでもするのかと一瞬思いましたが高嶺さんにそんな甲斐性はなかった(爆)でも『かわいがりたいとおもうし』はヤンキーか!(笑)そこ触りたいとか言えなかったかな!高嶺さんにそんな甲斐性はなかった!(二回目)

『俺と・・・一緒にいる事自体が不安だというのなら 俺と共にいる幸せが・・・それを凌駕するよう手を尽くすから だからーーーーー信じてついて来い』

言われてポロポロ泣く花。うおおおよかったねー!!!て感じでいっぱいに。
『ずっと聞きたくても確かめたくても見せてくれたことのなかったホントのことば』だもんね。しかもそれが『プロポーズかっ!』てなるような内容なら嬉しくて感極まるよね。うん。花にはこういう涙流して欲しかったよ本当ずっと読者も待ってたー!!でも『プロポーズではない!』と言う高嶺さんは実際のプロポーズの際のハードルを上げたことに気づいていない(爆)もっとすごい事言わなきゃならなくなるぜ・・・!?

『色々あって随分と回り道したけどあたし・・・高嶺さんの言葉で安心したかっただけみたい』と泣きながら高嶺さんの胸・・・でなく腹に飛び込むのは乙女だわあ(でも胸でないあたりが)(高嶺さん胃大丈夫か)。

『承諾と取っていいのか』と戸惑いながら訊く高嶺さんにぎゅっと抱きつく花。そこでまず高嶺さんがやることがガッツポーズなあたりが高嶺さんらしいが残念すぎる。
『ようやく俺の手中に』と震える手を花に伸ばそうとするあたり抱きしめ返そうとしたのかもですがするりと逃げられるあたりが高嶺さんにそんな甲斐性はなかった!(三回目)

『違います 高嶺さんがあたしのものになるんです だって先に告白したのはあたしです!』と強気に宣言する花。
高嶺さんの言葉で屈服したんじゃない、言わせたんだから勝利!先に言った方が負けでなく勝ち!虜にしてやった!て感じ。いつか花にはあたしのものになれと言って欲しかったので、言ったあああああと今回のかないろ的一番嬉しかった台詞。
あと素直に『あたし』と素になってるしね花。これからはわりと高嶺さんの前でも『あたし』使いが増えるのかしらかしこまった『私』より。

『わがまま言うんじゃない!』『わがまま言ったらダメなんですか?』と上目遣い攻撃を受けて高嶺氏敗北。『まあいい・・・それでも』と了承。甲斐性がないから仕方ないね(四回目)。花を自分のものにするより自分を花のものとした方が花のコンプレックス的な不安も減るしね。
花の為なら何でもできる高嶺さんは最終的に花に負けるのはこだわらないのでした(感動)。
最後のページで表彰台に1位の花と2位の高嶺さんが並ぶと高さ的に同等になる、目があって向き合える、がこのカップルの真髄だなあと再認識しました。うん。おめでとう花さん勝利。長かったねえ・・・(でも実際立場的にこんだけかかるカップルもいるだろうなあ)

しかし次号から茂はともかくとして会長とかいろんなものを説得しながらいちゃいちゃ編ですかね。いちゃいちゃ言いつつ二人のやりとりはあんまり変わらないんだろうな(笑)いやでも楽しみですわ!

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