Losing battle of the love-アイノマケイクサ-

花とゆめ連載中『高嶺と花』感想&考察ページです。雑誌での感想が主の為、コミックス時は違っている内容の場合があります。

※2017/6/1、1話〜48話の感想が前のレンタル日記サービス終了によりすべて消えてしまいました。バックアップとってなかったため現在ありません。今後さかのぼって書きなおすことがあるか不明です。ご了承ください。
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...... 2018年12月23日 の日記 ......
■ 高嶺と花76話感想&考察   [ NO. 2018122301-1 ]

高2のバカンス編その4。そしてサバイバル編でもある(笑)『まさかの遭難である』回。

『たっぷり一時間は泳いだろう』花達は無人島到着。一時間・・・!!浮き輪があったから休めただろうけどそりゃ『ヘトヘトだ』は当然。本人たちの体感時間かなあ、と思いつつも高嶺さん時計持ってることが後で判明してるので本当の時間っぽい。しかし持ち物に腕時計があるのに腕には巻いていない才原高嶺(爆)何故腕につけず持っていたのか・・・?

『脱水は命に関わる 日が暮れる前に人か水を探すぞ』と的確な判断をする高嶺さん。『頼もしいな』と花も思うけどこういう時パニックになったり人のせいにしないで冷静に判断する力、大事だよね。高嶺さんがその能力よかったね花。パニックで役立たず花一人が島でサバイバル頑張る内容だったら私は高嶺さんの顔に落書きでもする勢いだった(何)。
『気温は高いし歩いてりゃ服は乾くだろう』と2人ともかりゆし服は脱がないまま行動開始。ダイビング予定だったから2人とも水着は下に着てるんだと思うだけに見られなくてちょっと残念(笑)水着姿を今回見ることはできるのか・・・!?(花の可愛い格好見たかったんですが)

小川と洞窟を見つける2人。
上流の方で流れる川の水を飲みのみ。ゴッゴッ飲む高嶺さんのワイルドさにびびる花。
『地べたの水美味い!!!』とする高嶺さんには潔癖なお坊ちゃんの陰はなく『数々の修羅場を潜り抜けて進化を遂げたワイルド高嶺』に。
『貧乏生活 強制同居 おかモン チンピライトコ その全てが極限状態にあっても折れる事のない今の高嶺さんを形成した』と思う花・・・オイ!(爆)おかモンその中にいれるのはいかがなものか花!(いや高嶺さんにとっては恋敵だから実際そうかもしれないけど、それを想定してかも知れないけど後でおかモンに謝るように)

水分を手に入れたので次は火を起こすものを探す2人。
『虫眼鏡で光を集め発火させる』案を出したものの2人の持ち物をチェックすれば虫眼鏡はなく『もうお終いだ!!お腹すいた!!フォアグラ食べたい!!』と一瞬高嶺さんパニクる(笑)何故それまで冷静だったのにここでその程度でパニクるのか!(笑)強いんだか弱いんだかわからない才原高嶺。
結局花が『ペットボトルやビニール袋に水入れてレンズのようにして光を集める』『水レンズ』案より『漂着物の中からペットボトルか透明の袋拾って来い!!』と手分けして探すことになったけど、持ち物に鏡とかあればよかったのにね花さん・・・持ち物の中にリップがあるのなら・・・。
2人の持ち物はスマホ各一つずつ(たぶん壊れてる?)(表面の液晶は使えないだろうか)
ハンカチ、財布、腕時計は高嶺さんの持ち物でリップスティック、ハブの卵が花の持ち物かと思うんですが、花さんダイビング前の持ち物としてポケットに入っていたであろうものがそれってどういうことなんですか・・・!?(ハブの卵はいたずら用のおもちゃだそうな。ネット調査より)高嶺さんに隙あらばいたずらしようと無意識にポッケに入れてたのか恐ろしいS力・・・(え)

一人で目当ての物探しに散策する花がまず見つけたのはココナッツの実。
『糖分!!糖分!!』と大きな石をココナッツにぶつけまくる花さんは顔がイッちゃってて少女漫画のヒロインであることを忘れてる(爆)中身はくさってたらしく結局飲めずがっくり。
そしてそれを見つめる何かの気配・・・しげみに消える。
気づいた花は『大丈夫大丈夫!!タヌキか何かだって!!』と自分を一生懸命励まして『火くらいなんとかするんだ!』と駆け出し。沖縄にタヌキはいるのだろうか・・・?(爆)せめてヤマネコにしとけば説得力が・・・!!(説得力があればいいという問題じゃない)
それにきっとそれは休暇中にデバガメしにきた守尾さんだと思うから大丈夫だよ!(え)

『燃料は調達したが肝心のペットボトル類は見つからなかった』と木々を持って集合場所に戻る高嶺さん。
の前に『お帰りなさい火つきましたよ』と見事なファイヤーを起こしている花。転がるはペットボトルとココナッツ・・・なるほどココナッツオイルは燃えるな。
しかし花の手がボロボロに傷だらけなことに気づく高嶺さん。
『ココナッツ割るのに手間取っちゃって』と答える花にムスっとして『お前のそゆとこ嫌いだ』と言う高嶺さん。花の『高嶺さん待ってたら燃やす物なくなってせっかく着いた火が消えちゃってたかもですし』の言い分は間違っちゃいないんだけどそういう問題じゃないんだろうなあ。
『そゆとこ』とは人に頼らず自分の力で頑張りすぎて自分を傷つけることを厭わないところ、か。多分自分の力で頑張ろうとする部分そのものは高嶺さん好きなんだろうけど限度が過ぎるところ。
でも高嶺さんも足元泥だらけで『抱えてるその燃料探すために』藪に入って頑張ってきた模様を花は察知。
『高嶺さんのそゆとこ・・・嫌いじゃないです』と花に言われて動揺する高嶺さんは、嫌いだと自分と同じく言われると思ったのだろうか(笑)でも花一貫して『嫌い』とは高嶺さんに言わないよね、初対面の印象悪いときから。近年だって高嶺さんから逃げてた時も嘘でも言わない。
花にとっては隠れて努力する高嶺さんのかっこつけ部分はほらほら見ろ見ろーなナルシスト部分と違って確かに好きなんだろうな。というか花自身がそういう性質だからこそ自分も同じ事してどうして嫌いって言われるのかきっとわかんないんだろうな。

夜になっても誰も助けにこない。
海辺で起こした火の側で休む2人。
『もしこのままずっと助けが来なかったらどうします?』と呟いた花に『別にいいんじゃないか 帰ってもゴタゴタが待ってるだけだ ここでこのままのんびり暮らすのも』と自棄っぽくぼやく高嶺さん。
すぐに本気ではないと訂正すると『びっくりした』と思いながら花は言葉を口にする。
『私はいいんじゃないかって思っちゃいました 学校も親の目もルールも常識もなんにも届かないこの場所で2人で暮らすの そうしたら何の遠慮もいらないでしょ?高嶺さん』と照れた笑みで高嶺さんを見る花がえろい!!(爆)なんだこの小悪魔通り越した悪魔の誘惑!!(笑)
フナムシと格闘していた高嶺さんもそんな花にさすがに見て動きを止める。言葉の意味を飲み込めない沈黙。
この瞬間かないろは夢野久作の『瓶詰地獄』を思い出しました(文学)。もう高嶺さん瓶に煩悩書いて詰め込んで流すしかないね!!(爆)きちんと事後の手紙も流すように!!(詳しくは瓶詰地獄をググってください)

『別に変なイミで言ったんじゃありません』とあわてて否定する花だけどではどんなイミだったのか(笑)『当たり前だ』と動揺しつつ花を諫める高嶺さん。そんな中うっかりたき火を風で絶やしてしまうことに。
暗闇に、昼間の守尾さん(違う)もとい謎の気配を思い出して怖くなり一人うずくまる花。月明かりでそんな不安と恐怖で一人うずくまってる花に気づく高嶺さんため息ひとつ。
こんな状況でも俺に甘えようとしてくれないのか甘えないのか、のため息なんだろうなあ。怖いなら高嶺さんに頼ればいいのにそれはできない。でもそういう性分なのももう高嶺さんも知ってる。花は自分から甘えられる子じゃない。
なので『こっち来い』『夜風が冷えるからカイロになれ』と理由を作って花に自分の懐に来るようにうながし。言われて照れる花と言って照れる高嶺さんが可愛い(笑)
おずおず近づきながらも距離を遠慮がちに取る花を引き寄せ腕の中に収める高嶺さん。珍しく頑張った!珍しく!(連呼しないように)
『冷え切って冷たい』花と『赤ちゃんですか』な温かい高嶺さん。カイロになってない!(笑)ちょっと意外だったてっきり冷たいのは高嶺さんの方だと思ってた。そうか花は前蒼天会長に言っていたように冷え性だったのか(爆)

『緩やかに移ってくる体温と 髪で遊ぶ指先 いつもより低くて静かな声』と思う花。そう感じる花がえろいのか実際髪遊びしたりして触ってる高嶺さんのがえろいのか(爆)ちゅーの一つもしてないのになんだ今回のこのえろさは!(笑)
けど最後のページが『その全てが宝物みたいに思えた』のモノローグのみだと、前号の『幸せだ』と同様これが壊されるフラグが立ってるように感じるんですけどー?(とても不安)嵐の前の静けさなの?(嫌)
素直に幸せそうな花が好きなのでこのまま普通に2人の仲を進展させていってほしいですがやはりバトル漫画として難しいのだろうか・・・むしろ今回海を割ったり戦闘能力上げる修行しなかっただけましなのだろうか・・・(少女漫画の感想ではない)(バトル漫画断言)(でもココナッツは割った)。
次号は謎の気配が守尾さんならギャグラブコメ、そうでないなら謎の生物とのバトル回だと思います(爆)どっちでもワクワクだね!(前者か高花を陰でいちゃいちゃさせたい蒼天さんのデバガメだといいな)

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