Losing battle of the love-アイノマケイクサ-

花とゆめ連載中『高嶺と花』感想&考察ページです。雑誌での感想が主の為、コミックス時は違っている内容の場合があります。

※2017/6/1、1話〜48話の感想が前のレンタル日記サービス終了によりすべて消えてしまいました。バックアップとってなかったため現在ありません。今後さかのぼって書きなおすことがあるか不明です。ご了承ください。
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...... 2019年09月23日 の日記 ......
秋分の日


■ 高嶺と花第89話感想&考察   [ NO. 2019092301-1 ]
大海くん家出編完結編。地味な話ながらこれからの展開の布石では・・・?とも思わなくもない回。てか守尾さんどこー!!?(爆死)


いや『家出中の大海くんを発見し高嶺さんに連絡しようとしたものの充電切れ そしてそれを嘲笑うかのように大雨・・・ まるで誂えられたようなシチュエーション』と花が冒頭で言ってるんですが、誂えた感が強くて、なんで?て部分がいくつかある回なのが残念かも・・・。先生本人が柱コメントでいう『大海は一体どうやってテントやら何やらここまで運んだのでしょうか』な部分はまだなんとでもなるような気がする(和馬が話に出てきてないので和馬と協力して運んで、家出の片棒をかついだので家で閉じこもってるとかとか)んですが、とにもかくにも守尾さんはどうしたのー!!?な点。守尾さんも高嶺さんの命令で臨時的に花から離れて大海くん探しにまわってるとかなんでしょうか(今唐突に思いついたこじつけ)。SPの仕事!!!
でも皆様発売された15巻までは守尾さん見かけられておりますが以降コマに見つからないんですよね・・・。花母編の後に高嶺さんがもう大丈夫だろうと契約終了させたのか、それとも、逆に八雲氏の刺客が花の知らないところで近づいてきてて、花さんには指一本触れさせない・・・!いや彼女が気づくことのないうちに倒してみせる・・・!と花が気づかない距離のコマの外で敵と激戦を繰り広げてるのでしょうか(爆)実はテントのある公園を囲んで壁になり迫り来る敵を倒している守尾兄弟(俺ティ的)。
とにかく個人的には守尾さんが気になって気になって仕方ありませんでした(爆)まあ雨で外に出られない花、というのは助けにいけない理由として納得なんだけど。

雨の中テントで一つの毛布で同衾してみたり遊んでる花と大海くんに、大丈夫か!?その距離感大丈夫か!?と大海→花好きとしてはやたら悶えました(爆)ありがとうございます。
『大海くんのお父さんといえば以前・・・霧ヶ崎さんを使ってあたしを調べようとした人だ』という花は大海くんに『どんな人なの?』として訊くけど大海くんの答えは『宇宙人みたい』とのこと。そんなに息子を見てなかったのか専務・・・。そして花は霧ヶ崎さん云々は誰から訊いたんでしょうかね。霧ヶ崎くん本人からなのか高嶺さんからなのか。まあ知っててもおかしくないけどそういう説明してるシーンはなかったはず(その辺のコミュニケーションシーンを師走先生はカットしがちなので、花が何をどこまで知ってるのかとか大海くんがどこまで何を知ってるのかとかの背景がわかにくい)。

息子を見てなかった証拠に息子が大好きな高嶺さんを頼るしかすべのない専務。高嶺さんの車に乗ってギスギス。
『私が鷹羽で絶対的な地位を築き大海を後に続かせる その為ならなんだってする 脅威になりそうなものがあれば取り除く ・・・それがこんな事になるとは』と嘆く専務。
高嶺さんを敵視しているのは自分の為でも、自分の父親(会長さん)を取られた末っ子ジェラシーでもなく(笑)亡くなった兄(高嶺父)との関係でもなく大海くんの為、ってことですかね。でもそのために仕事仕事で大海くんを見ない本末転倒。鷹羽家の血筋なのかな。仕事に夢中になると大事なもの見失いがち。(会長は高嶺さんを『才原』として外にだしてしまうような状況にさせたし、高嶺さんはよく過労で倒れて自己管理をおこたるし)

野々村家に専務を連れて行く高嶺さん。家の中の縁さんを見かけつつ家の中を探す専務。
『さっきのは交際相手の家族か』と訊う専務に『ええ』と答える高嶺さん。ここらへんで専務の中で大海くんのことより高嶺さんが気になりだしてますねダメな父親である(爆死)。
『見合い相手の家族か』でなく『交際相手の家族か』なところで専務は、『野々村縁がいたので一緒に住んでるのは間違いなく以前からの見合い相手の一家』→『でもさっき野々村縁とは親しそうではなかった』→そして『野々村縁を見合い相手もしくは交際相手とは紹介せずその家族とした』→『写真の女子高校生に母も縁も似てはいる』、で答えを導き出した模様の専務。(意外に賢い・・・!)←ひどい
高嶺さんに『これを私に見られたのが大海が家を飛び出した理由だ』として大海くんの携帯から転送したのか(いつのまに・・・)高嶺さんと花のいちゃいちゃ写真画像を、『いちゃ』という擬音とともに出す専務(爆)
『この娘野々村縁でなく妹の方だな?』『この娘がお前の交際相手なのか?』 と訊く専務に少し眉しかめつつも『ええそうです』ときっぱり答える高嶺さん。こういう整然とした態度で花とのこと肯定するシーン見たかったので(母編ではなんとなく高嶺さん流れ的にこういうきっぱりシーンなく、なあなあで話が進んだので)
『なぜ私をここへ連れてきた』『この事がバレるとは考えなかったのか』とわめく専務(弱み握ったぜー!にならずあっさりバラされ動揺するあたりが小物である)。対する高嶺さんの回答は『大海は私にとっても大切な従弟です 今はそれが全て打算などない 他の事を考えるヒマがあるなら大海を見つけるために足を動かすべきだと思ったまでです』として『こんな時くらい大海の方だけ見てやったらどうですか』と専務を叱りつける高嶺さん。うなだれ敗北専務。

そして見つける大海くんたちのテント。これ見つけたのは高嶺さんですかね。秘密基地の場所を訊いていたのか、この公園が遊び場なのがわかってたからすみからすみまで探そうとしてここにたどりついたのか、公園周りで戦ってるであろう守尾さんから訊いたのか(爆)
テントの中でトランプしてる花と大海を発見。よかったね高嶺さん、トランプしてるところで・・・!(え)同衾シーンだったら専務と2人で絶叫だったのでは(爆)
花はテントから出て高嶺さんに事情説明。大海くんのみになったテントに専務が入る。
謝る専務に大海くんは宣言。
『僕強くなったしこれからもっと強くなるから 父さんに守ってもらわなくたって高嶺兄さんくらい・・・ううん高嶺兄さんより立派になる 将来どこかで高嶺兄さんと競うことになっても正々堂々と勝つから・・・!だからもう高嶺兄さんをいじめないで!』
かっこいい大海くん。高嶺さんを超える宣言をここでしたのは、花と一緒にいたことで高嶺さんを超えたいって気持ちが増したのかな。以前の大海くん主役番外編で揺れてたもんね。花はあくまで尊敬する高嶺兄さんのものでそれで気に入ってるだけだけど、でも、自分をガキじゃなく高嶺さんのついででなくて見てほしい気持ちもあって。それが今回の花の寄りそいではっきりしちゃったのかも。
それはそれとして自分をひたすらかばう大海くんにテントの外で泣く高嶺さん(笑)花驚く。そういやこういうので泣く高嶺さんめったに見られないよね。
大海くんの要望を専務は了解し『大海くん家出騒動は幕を閉じたのだった』で、あ、思ったより長いシリーズではなかったんだなあ2話か大海編、と思いきや後日談に。

髪型を高嶺ヘアにせず本来のストレートにした大海くん。野々村家に遊びに。
髪型を高嶺さんにするのをやめた理由に、花の手と肩を握り、『だって高嶺兄さんのマネしてる限り高嶺兄さんには勝てないじゃん』と余裕の笑みで高嶺さんに宣戦布告する大海くん。高嶺さん絶叫で今回の話が終わってて、えっ、大海くん編終わったとみせかけておかモンのときみたいな大海くん横恋慕編が始まるの・・・!?それとも次(はSP番外編なんだけどその次)に何事もなく別の展開が始まるのか・・・?この展開になるなら尚更冒頭のの同衾シーン見られなくてよかったね花!みたいな!(いや見られてたら間違いなくめんどくさい高嶺さん爆発でそれはそれでおもしろかったんだろうけど)
ただ花は高嶺兄さんを超えたい気持ちを伝えたいための冗談というか口実なんだろうなあと大海くんの発言に思ってそう。知らない内にまた男を夢中にさせる魔性の女花・・・!(笑)
でも並んでわかる、もう花小5の大海くんに背抜かされた!(笑)かっこよく成長していく大海くん・・・花好みの顔で年齢も高嶺さんとの差より全然なし・・・これは手強いライバルなのでおかモンの時同様全力で高嶺さんは大海くんと戦うがいい(たとえ小学生と真剣に戦うアラサーがみっともなくともそれを気にしないのが高嶺クオリティ)。高嶺さんの絶叫ぶりから、高嶺さんは大海が本気で花に惚れちゃったのわかったと思うので。

専務にばれたけど黙っててもらう味方に引き込む話、としては話の構成弱いかなあーとか思っちゃったんですが(爆)大海くんが花への気持ちを自覚し高嶺さんへの気持ちに整頓つけて自分の位置を認識した話、としてすごい大きい話だったんだろうなと思います。大海→花美味しい派としてはもう最後の2ページでおなかいっぱいですごちそうさまでした!(笑)
最後のページの花の服、ワンピースなのか下にレギンスはいてる系なのか全身図がほしかったちょっと家着にしては可愛い(それともこの後高嶺さんとデートにでも行く予定だったのだろうか)

次次回が楽しみです。次回は番外編と新作だからなー。新作は感想書くつもりありませんのでご了承下さい。

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