Losing battle of the love-アイノマケイクサ-

花とゆめ連載中『高嶺と花』感想&考察ページです。雑誌での感想が主の為、コミックス時は違っている内容の場合があります。

※2017/6/1、1話〜48話の感想が前のレンタル日記サービス終了によりすべて消えてしまいました。バックアップとってなかったため現在ありません。今後さかのぼって書きなおすことがあるか不明です。ご了承ください。
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...... 2020年01月27日 の日記 ......
■ 高嶺と花94話感想&考察   [ NO. 2020012701-1 ]
超佳境ォォォォ!ついに蒼天さんと花対峙!!
超ボスとの熱いバトル回。


・・・いや本当、ついに来てしまったーって感じです。早すぎない?いやでも遅すぎた?そんないろんな思いでいっぱいですわ。
扉絵は見合い当時のヅラ投げた時の花。毎回思うけどこの時の花の着物姿綺麗だわー似合うわ。花に和装をさせ隊として見合いのこの姿大好き。

『大事な話がある』と会長さんからのお呼びだしを受ける高嶺さんたち。
前日の夜『緊張して眠れないんですー』な花さんは布団にくるまりながら高嶺さんエリアリビング(ここ好きよね2人とも)でごろごろ。・・・冷静に考えてみたらヤバくないですかこの光景(爆)高嶺さん花の前で着替えてるし!『「メインディッシュはわ・た・し」ってやつか!』とか言っちゃってるし高嶺さん!(しかもそれを『はいそうです』とかさらっと答えてるし!)
『高嶺さんそんな薄着じゃ湯冷めしますよ』として自分の布団に入るよう促す花に、警戒しつつも入る高嶺さん・・・いつのまに!なんだこのいちゃいちゃ距離感!!!!君たちなにをしてるんだね、省かれた恋人クリスマスとか何かやらかしたんではないのかね!(何かって)
いやでも、正直我々感覚だと沖縄以降ロマンティック展開迎えてない2人に見えますが実は話のコマの外でいくらでもいろいろやってそうなこの距離感が怖い・・・(爆)
二次創作で!頑張れとでもいうのか頑張ります時間があれば!(笑)

花が自分が贈った婚約指輪してることに気がついてどや顔の高嶺さん。
『高嶺さんの趣味だとアメ玉みたいな宝石がついたの選びそうだけどちゃんとかわいくて』と喜ぶ花に読者も賛同する(爆)絶対そういうの贈ると思ってたから本当驚いたもの。
しかしそれに対する高嶺さんの回答は『お前の横には常に俺という宝石が光り輝いているのだから必要ないだろう?』・・・ハイやっぱり高嶺さんでしたいつものナルシスト高嶺だった(爆)
でも多分に、花の好みで選んだのもあるんでしょうね言わないけど。ものもらうの好きじゃない(と高嶺さんは思っていた)花にどうやって渡すか悩んでた位なので、受け取って貰いやすい花が好みそうなシンプルなのを選んだだろうなあと。それくらい花の事を考えるようになったと信じてる!信じてるぞ高嶺さん!(何故か必死)

『明日は自分にできる精一杯でがんばります』『すっ転んでケガしない程度にな』と返す高嶺さん。『もう「お前は何もしなくていい」とは言わない 今はそれが何より嬉しいんだ』と思う花。長かったねえここまで
来るのに・・・。まさに決戦前夜。体制は整った。

そして決戦当日!見合いした場所に似た料亭?高嶺さんに制服姿の花、そして茂。
あからさまに緊張し泣き出す茂に、『くつ下も左右で色が違うんですけど』『動揺しすぎ』高嶺さん。花が一番冷静か(笑)そんな中ラスボス登場。
全員座って向き合い。『高嶺さん何て切り出すんだろう』
思う花の横で高嶺さんの第一声は『紹介します 俺の女です』。もう少し!!言い方!!(しかし蒼天さんは『直球でよろしい』と好感触)

『俺が見合いをしていたのは妹の花 この人です』の高嶺さんに『のろけてる場合じゃないけど「お前」じゃなくて「この人」なのむずがゆいですハイ』と思う花。そこ『お前』じゃなくて文脈的には『こいつ』では・・・?とか細かいことを思ってしまう。
『替え玉見合いをしたのには理由があるんです・・・!』と茂が一生懸命説明。『その後黙ってお見合いを続けたのは私の意思です!』と花がいい『こいつにそれをさせたのはまぎれもなくこの俺だ』と高嶺さんが重ねてトリプル土下座。・・・の結果は『知っておったよ最初から』
ですよねー!!!(ドラマ版蒼天さんもそうだったし)
それを黙認してたのは花が『お前が生涯守るべき身近な宝になるのかもしれん』と思ったから。蒼天さんにもバレバレであった高嶺さんの一目惚れ(笑)不本意そうな高嶺さん。

『全ては高嶺を本社入りさせる為の布石』『仕事にかまかけて十和子さんが出て行く一因となったのは儂だ』と述べる蒼天さんに、あ、十和子さん出ていったの気にしてたんだ・・・!と驚きました。いや優しい人じゃないとか十和子さん言うし、結構そこ薄情だったのかなと思ってたんですがそんなことなかったのか。
そして、前蒼天さんが『守りあえる伴侶を』と言ったのは、高嶺父と十和子さんがそれが叶わなかったからなのかなと思っていたのですが、むしろ、蒼天さん自分が十和子さんを息子の代わりに守ってあげたかったけどあげられなかったことを悔いててそう言ってたのかなと今回この台詞で思いました。男女の恋愛ではないにしろ(多分)、十和子さんと蒼天さんの間には、『高嶺さんの親』としての絆が強かったのかもしれない。蒼天さんにとっては実の娘たちより義理の娘と孫のが自分の家族らしかったのかも。(そしてそこが氷冴世さんは特に気に入らないのかも)。
でもって十和子さんが出て行く一因、っていい方するくらいだから自分の子供達が十和子さんや高嶺さんにどれだけ扱いひどいかもわかってるんだろうなあ。でも表だってそれをとがめると、高嶺のがそんなに大切かとますます悪化する可能性もあってなかなかできない、って感じなのかも。

そんな蒼天さんが高嶺さんと花2人の交際を認める条件は『すぐに籍を入れること』と告げる。
『儂がよくてもやはり世間様の目というものがある』と正論。これ高嶺さんの弱みを弱みにしないための最大の方法だしね。
それに『私にできる精一杯』として出してきたのは・・・高嶺さんサイン箇所以外入力済みの婚約届け!!高嶺さんパニック(笑)
『親公認』ということなんで多分氷冴世さんの件で家族会議した時に話が出たんじゃないかなあと。縁さんあたりが「どうせならさっさと籍いれちゃえば問題ないんじゃない〜?」とか言って、そうね、そうだなとあっさり決まった可能性もなくはないですが、今自分にできることをずっと考えてた花が、思ったよりも早く武器を手に入れなければならなくなって(あと1、2年あとなら進路とかそういうのを武器にして戦えてたと思うし、18歳という武器もできたんだろうけど)今の自分でも手に入る武器・・・!と考えて、家族に頭下げて許可もらった、とかなら萌える!

『俺の・・・初婚・・・手が震えて・・・』といいながらサインする高嶺さんは何度結婚するつもりだったのか(爆)初婚て!(それとも花にまた初めてを強制で奪われるといいたいのか)
『あなたの覚悟はその程度だったと?』と花に言われながらもサインを完了する高嶺さん。
『どうだ見ろじじい!!』『私達の愛は』『本物だ!!です!!』と2人で言う高嶺さんと花に笑って『お前たちの本気度はよくわかった』として去る蒼天さん。あれ、蒼天さんの方からの大事な話というのは?と思いきやその婚姻届を片手に『これは儂が出しておいてやろうかの』との去った後での台詞・・・つまり高嶺さんを呼び出して花とさっさと結婚するようにと言うのが蒼天さんの目的だった・・・?前号の赤パン雑誌で、高嶺さんのスキャンダルが狙われてると悟り、スキャンダル要素を今のうちになくさせようとしたとか・・・?
もしくは結婚を機に高嶺さんを『鷹羽』姓に戻したいという目論見もあるのかなあと思いました。何かきっかけというか戸籍を動かすような何かがないと姓戻すの鷹羽的に大変なのではと。ついでだから、で会長さんはそこをクリアにして高嶺さんをもっと後継者に近づけようとするつもりなのかな、と。その場合鷹羽高嶺、鷹羽花になってしまうのか(元々の本名なんだけどな高嶺さん)。
まあ『鷹羽』じゃなくても茂とかのうっかりで婚姻届の名乗る名字が『野々村』にチェックされていて高嶺さん『野々村』の婿養子になっちゃってた、ってなってる展開もそれはそれでありそうですが(爆)

そんな蒼天さんを知らず『単なる演出とはいえあそこまでやるか!?』『ぺろてへ☆』と言い合う高嶺さんと花は、書くまでは本気だったけど提出まではする気はなかった感じですかね。出さなきゃ効力はないからな。しかし蒼天さんの手にうっかり渡った以上、次回、気がついたら人妻でした編に突入するのでしょうか花さん。裸にエプロンなのでしょうか(籍入れた人妻全員がやるわけではないです)。楽しみぃー!!
でも次号はおやすみ!!またじっくり待ちます。

 

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